『私の一冊』は様々なジャンルで活躍する109人の著名人で構成されたブックガイドです。
この109人の方々は、社会的な活字離れ、学生の読書離れを何とかしたいと想う「みちのきち」プロジェクトに賛同し、
“大人になる君に”
というテーマのもと、一人ひとりが異なる環境のなかで出会った素敵な本をボランティアで紹介してくれています。
おススメされると、何となく心動かされる。
そんな当たり前の気持ちを思い出しながら読んでいただきたい一冊です。

この『私の一冊』は本が苦手な人、久しぶりに本を読む人でも大丈夫。
はじめは文字が少なく大きな文字で、次第に文字も多く小さな文字になっていきます。
もちろん、読み方はこれだけではありません。
気になる人から読むも良し、好きな本から読み始めるも良し。索引も充実しています。
これを機に読むことが少しでも楽しいものになったら、とてもうれしく思います。

アニマル浜口(元プロレスラー)
新井恵理那(キャスター)
嵐山光三郎(作家)
有川 浩(作家)
池井戸 潤(作家)
池上 彰(ジャーナリスト)
池田 弘(NSGグループ代表)
池坊専好(華道家元池坊次期家元)
石井幹子(照明デザイナー)
井上洋一(東京国立博物館副館長)
岩古良春(タリーズコーヒージャパン社長)
岩下尚史(作家)
上野 誠(奈良大学教授)
江幡哲也(オールアバウト社長)
大塚朝之(猿田彦珈琲社長)
大場美奈(SKE48チームKⅡリーダー)
尾賀真城(サッポロHD社長)
勝俣 伸(富士屋ホテル社長)
鎌田 實(医師)
鎌田由美子(カルビー上級執行役員)
川勝平太(静岡県知事)
木村宗慎(茶道家)
久保哲也(SMBC日興証券会長)
久保田るり子(産経新聞編集委員)
栗原心平(料理家)
黒岩祐治(神奈川県知事)
見城 徹(幻冬舎社長)
小池百合子(東京都知事)
古賀信行(野村HD会長)
小島慶子(エッセイスト)
小谷正勝(読売巨人軍コーチ)
小谷みどり(第一生命研究所主席研究員)
後藤正幸(日本中央競馬会理事長)
小宮山 誠(銀座ルノアール社長)
近藤よう子(漫画家)
坂井辰史(みずほFG社長)
坂本真綾(歌手・声優)
櫻井よしこ(ジャーナリスト)
佐々木常夫(佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表)
五月千和加(日本舞踊五月流家元)
佐藤尚之(コミュニケーション・ディレクター)
佐藤康光(日本将棋連盟会長・棋士)
三遊亭歌る多(落語家)
四宮 啓(弁護士)
杉山 愛(元プロテニスプレーヤー)
鈴木ちなみ(女優)
スティーブン・セア(ギャップ ジャパン社長)
関野吉晴(探検家・医師)
髙島 誠(三井住友銀行頭取)
髙橋 忍(能楽師)
高橋はるみ(北海道知事)
橘ケンチ(EXILE/EXIL THE SECOND)
田中健一郎(TBSプロネックス社長)
谷尻 誠(建築家)
田丸麻紀(タレント・女優)
千野隆司(作家)
千葉雄大(俳優)
鶴田真由(女優)
戸田恵梨香(女優)
長岡 孝(三菱UFJ証券HD会長)
中川政七(中川政七商店社長)
中嶋常幸(プロゴルファー)
西 樹(シブヤ経済新聞編集長)
野本弘文(東京急行電鉄会長)
白鵬 翔(横綱)
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
長谷川穂積(元プロボクサー)
花田紀凱(雑誌編集者)
幅 允孝(ブックディレクター)
林真理子(作家)
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
東 和浩(りそな銀行社長)
玄 理(女優)
藤波辰爾(プロレスラー)
藤原弘治(みずほ銀行取締役頭取)
舞の海秀平(NHK大相撲専属解説)
増田寛也(元総務大臣)
丸山ゴンザレス(ジャーナリスト・旅行作家)
右松健太(日本テレビ記者)
三毛兼承(三菱UFJ銀行頭取)
水口 圭(フジテレビジョン部長職)
三宅宏実(ウェイトリフティング選手)
ミヤケマイ(美術作家)
茂木健一郎(脳科学者)
森 英恵(デザイナー)
山崎ナオコーラ(作家)
山本寛斎(デザイナー・プロデューサー)
山本東次郎則寿(大蔵流狂言方)
吉田浩一郎(クラウドワークス社長)
吉田茂穂(鎌倉鶴岡八幡宮宮司)
李 済華(FC琉球総監督)
若林辰雄(三菱UFJ信託銀行会長)
渡辺俊介(元プロ野球選手)
ほか全109名

幅氏がみた109冊
幅氏がみた109冊 ブックディレクター 幅允孝氏

職業も年齢もばらばらの大人たちが今の学生に対し、「心に根を張る1冊」を伝えるブックガイドがこの本です。
時間の奪い合いが熾烈な現代で、没入に時間がかかる本というのは決して取っ付きやすい存在ではありません。けれど、本という遅効の道具にかかれているひとつのアイデアが、ひとつの感情が、ひとつの言葉が、人の人生を想いもよらぬ方向へ導いてくれることを、ここに登場する大人たちは経験を通じて知っています。
外部記憶が充実した世の中になる程、情報の扱い手である「その人」の根っこに何が息づいているのかが大切になってきています。検索ばかりが上手な大人になるより、自身の中に膨らむ熱くて偏った「何か」を大事に育てられる人。そんな人こそ不確実な世の中を愉しく健やかに渡っていけると思いますし、本はそんな核を探すのにうってつけの相棒だと思います。
本の世界へ、ようこそ。

書籍概要

『私の一冊』は全国の書店・Amazonなどで販売予定です。
定価:1,800円+税
総頁数:256ページ
編者:國學院大學 みちのきちKokukgakuin Book Project
発行者:弘文堂
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